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Old Walker

Author:Old Walker
関西地方を中心にあちこち歩いています。
時には、ぶらりと旅に出たりもします。

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伊賀街道を東大寺へ~梅谷から奈良阪を越えて

7月6日(土)曇


加茂駅→里の道標→二本松→加茂青少年山の家→上梅谷→緑ヶ丘浄水場→奈良豆比古神社→般若寺→夕日地蔵→北山十八間戸→転害門→奈良公園事務所→二月堂→JR奈良駅(14Km)

1907-00-伊賀街道-軌跡1907-00-伊賀街道-高度

「ふるさと案内・かも」の例会に友人と参加しました。伊賀街道は藤堂藩の本拠地である伊勢の津から上野を通り奈良に向かう主要な藩道で、大和北部から伊勢神宮への参道として江戸時代には多くの人が行き交っていたようです。今日のコースの距離が、JRふれあいハイキングでは10Kmとなっていたのが、配布された地図では14Kmになっていて、私のGPSの記録では16Kmでした。ふるさと案内のウォークでは、要所々々で詳しく説明をしてくれます。以前は時々参加していたのですが、距離が短く午前中で終わるのが大半で、歩くペースも遅いので、加茂町周辺を一通り案内してもらったあとは参加していません。今回は、かなり久しぶりです。
参加者は50人程で、普通のペースと少し遅い組の2組に分けて9時30分に加茂駅前をスタートました。
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少し南へ行った所に「左 ならみち」と書かれた古い自然石の道標があります。
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そのまた少し先の道路脇に、二本松地蔵尊があります。江戸時代のもので、昔はここに大きな松の木が二本あったそうです。ここも何度も通ったことがあるのですが、今まで気づきませんでした。
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林の中の道を行きます。
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少し寄り道ですが、青少年山の家でトイレ休憩です。
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浄瑠璃寺への道の途中から山道に入ります。この道は初めて通ります。
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上梅谷の集落に江戸時代のものという愛宕灯篭がありました。
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かなり急で長い坂道を登って峠を越えると奈良市に入ります。奈良市緑が丘浄水場の敷地内に安永2年(1773年)に建立された道標があります。西面に「太神宮 左 いが いせ 道」、北面に「いせ迄 凡二十七里」(約100Km)とあり、南面には「安永二癸巳年三月吉日」とあるそうですが、道路からは見えません。
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しばらく歩くと、豆比古神社に着きます。その鳥居横に、弘化4年(1847年)建立の道標がありました。東 「右 京うぢ 左 かすが大ぶつ 道」、南 「右 い可゛いせ すぐ京うぢ 道」、北 「すぐかすが大ぶつ 左 いがいせ 道」、「弘化四丁未年 世話人七月吉日」(裏側なので読めません)と書いてあるようです。
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その横には、高札場があります。江戸時代の高札を再現したものです。
1907-12-伊賀街道-IMG_22041907-13-伊賀街道-IMG_2203説明

奈良豆比古神社です。光仁天皇の父の施基親王(春日宮天皇)が病気療養のために隠居していた奈良山春日離宮の地に、771年に施基親王を祀ったのが始まりという古社です。毎年10月8日の宵に舞殿で行われる翁舞は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。翁舞は能楽の源流とも言われています。
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舞殿と本殿です。
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神社の裏にある楠の巨木は樹齢千年以上で、県の天然記念物に指定されています。
1907-17-伊賀街道-IMG_22091907-18-伊賀街道-IMG_2215説明

国宝の般若寺楼門前を通ります。
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そのすぐ横にある奈良坂地蔵石仏は、夕日地蔵ともいわれ、1509年建立で、像高が188cmというたいへん大きなものです。
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その隣りにある、北山十八間戸は、鎌倉時代に忍性菩薩によって建てられたハンセン病患者のための病舎で、元は般若寺の北の山にあったと言われています。1567年に焼失し、現在の建物は江戸時代にこの地に再建されてものです。
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佐保川を渡ります。
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明治12年創業という向出醤油醸造元です。昔ながらの製法にこだわり、独自の醤油を作り続けて現在5代目だそうです。
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国宝の転害門です。
1907-26-伊賀街道-IMG_22261907-27-伊賀街道-IMG_2227説明

転害門から東大寺境内に入り、奈良県公園事務所前で昼食休憩です。そのすぐ前にある大仏池です。大仏殿が池の向こうに見える、写真撮影ポイントです。
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二月堂の前にある鎌倉時代初期に建てられた閼伽井屋(あかいや)です。国の重要文化財です。
1907-29-伊賀街道-IMG_22331907-30-伊賀街道-IMG_2229説明

お水取り(修二会)で知られる、国宝の二月堂です。お水取りは8世紀から続いている宗教行事です。二月堂に登って一周してきました。
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二月堂の上から見おろした東大寺境内です。
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二月堂の斜め向かいにある重要文化財の四月堂(三昧堂)です。
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東大寺で現存する最も古い建築である、国宝の三月堂(法華堂)です。その前にある石灯籠は、中国から渡来した石工・伊行末によって1254年に造られたものです。当尾の「わらい仏」や「みろくの辻磨崖仏」は、伊行末の孫によって造られたものだそうです。
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ここで解散になり、友人と近鉄奈良駅まで行き、私はさらに歩いてJR奈良駅から帰宅しました。所要時間5時間29分、歩行時間3時間39分、歩行距離15.8Kmでした。
前半は初めて歩く道で、今まで気づかなかった道標などの説明もあり、歩くペースも以前ほど遅くはなく、参加してみて良かったです。ふるさと案内の方は、地理や歴史をよく勉強しておられて、少々説明が長すぎるのもありましたが、ウォーキング協会の例会などとはまた違って色々勉強になりました。スタッフの皆さん、ありがとうございました。




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その他団体のウォーキング | 09:44:19 | コメント(0)