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Old Walker

Author:Old Walker
関西地方を中心にあちこち歩いています。
時には、ぶらりと旅に出たりもします。

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イギリス旅日記 (10 : 最終回) 湖水地方 ③ Six Lakes in the Morning Tour

5月21日(火)


7日にロンドンに着いて以来、2週間に及ぶイギリスの旅もいよいよ終わりに近づいてきました。この日は、午後にロンドンへ向かうので、13時半までに終わるツアーに参加して、ウィンダミアの北へ向かい、6つの湖とストーンサークルを見て回りました。

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ウィンダミア→ライダル湖→グラスミア→サールミア湖→キャッスルリッグ・ストーンサークル→アルスウォータ湖→カークストン峠→ウィンダミア

前日と同じMountain Goat 社のミニバスツアーで、9時30分にウィンダミア駅前を出発し、湖に沿って北へ向かい、アンブルサイドの村を通ります。ウィンダミア湖の最北端の景色です。この日も晴天で、湖がきれいです。
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そのすぐ北には、ライダル湖(Rydal Water)とグラスミア湖(Grasmere)が並んでいます。ここへは立ち寄らずに湖岸を走り抜けていきました。写真は、走っているバスからライダル湖を撮ったものです。
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イギリスでは湖を表す言葉が、lake, water, tarn, -mere など幾つかあり、Grasmereはそれ自体で湖を表す言葉ですが、日本語では”湖”を付けています。これらの違いはよく分かりませんが、湖水地方にはこれらのすべてがありました。また、-mereは、湖を指すと同時に、近くの村の名前でもあります。
グラスミア湖のすぐ北にあるグラスミア村(Grasmere)に立ち寄りました。ここは、ウィリアム・ワーズワース(Wiliam Wordsworth)が家族と共に過ごした村で、ここの教会に墓地があります。ワーズワースホテルというのがありました。ワーズワースとどういう関係があるのか分かりませんが、看板の文字は、ワーズワース自身のサインのコピーです。この近くにバスを停めて村を散策しました。
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ワーズワース記念水仙庭園がありました。この庭園は、ワーズワースの自然への愛に溢れた美しい詩「水仙(Daffodil)」にちなんで2003年にオープンしたもので、水仙の季節には一面に花が咲くようです。
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庭園の横を流れるロザリー川(River Rothay)です。村の中心部を流れて行き、グラスミア湖に注いでいます。
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そのすぐ近くにある、聖オズワルド教会(St Oswald's Church)です。この教会は、この地方の王であったOswald of Northumbriaが642年に建てたのが始まりで、現在の建物の一番古い部分は、1300年に建てられたもので、1500年頃に増築されたそうです。内部は1840年に修復されています。
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教会の庭には、Wiliam Wordsworthと妻のMary, 妹のDorothyの墓が、また、その隣には一族の墓があります。
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丁度ここで、阪急トラピックスのツアー団体とすれ違いました。添乗員を先頭に、団体でぞろぞろ歩くのは、日本、中国、韓国くらいで、ヨーロッパで出会うとちょと異様な感じがします。
グラスミアを出発して、しばらく北に向かうと、サールミア湖(Thirlmere)の辺りを通ります。ここは通過するだけなので、バスの窓から撮った写真です。この日は、運転席の隣に座ったので写真を取りやすかったです。
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次に向かったのは、キャッスルリッグ・ストーンサークル(Castlerigg Stone Circle)です。世界遺産に指定されている、ストーンヘンジ(Stonehenge)が有名ですが、それ以外にもイギリスには約300のストーンサークルがあるそうです。このストーンサークルは、新石器時代の紀元前3000~2500年に造られたもので、ストーンヘンジより古いそうです。直径30mで元は42個の石からなっていたもので、案内図にあるような形をしているようですが、上から見ないと形は分かりません。このストーンサークルは、小高い丘の上にあり、四方が眺められる非常に景色の良い所にあります。何に使われたものかは分かっていないそうですが、墓ではないようです。ストーンヘンジとは違って、自由に石に座ったり登ったりできます。牧場の中にあるようで、周りには羊が草を食んでいました。
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下を見下ろすと、美しい谷が続いています。
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そこから西へ向かい、南へ少し行くと、イギリスで最も美しい湖ともいわれる、アルスウォーター(Ullswater)の南端に着きました。この湖は、ウィンダミアに次いで湖水地方で2番目に大きい湖です。湖水地方の湖の多くがそうであるように、氷河によって造られた湖で細長い形をしています。この湖には、1877年から運行している蒸気船があります。
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湖を離れて南へ走って行くと、カークストン峠(Kirkstone Pass)に差し掛かります。この峠は標高454mのところにあり、湖水地方で最も高い峠で最大斜度25%の急な坂道です。峠の上で休憩です。バスの前に立っているのは、大きな犬を連れた乗客で、犬が乗ってきた時はびっくりしましたが、犬は最後まで飼い主の足元で一声も発せずにじっとしていました。
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細い曲がりくねった道を下ってきます。下りて行った先に見える湖は、ウィンダミア湖の北端ではないかと思います。
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下へ降りてくると、丘の斜面は石の塀で囲われた牧場が続いていました。
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ウィンダミア湖に戻ってきました。
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駅前に予定通り13時30分頃に着き、近くで簡単に昼食を済ませたあと、買い物をしたりしてロンドンへ戻る列車を待っていました。列車は途中でトラブルがあり、1時間以上遅れてロンドン・ユーストン駅に着きました。一晩ホテルに泊まった後、翌22日の便で帰国の途につきました。旅の途中で特にトラブルもなく、気になっていた要件も終えて、無事に楽しく気ままな一人旅を楽しみました。



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旅行 | 21:48:11 | コメント(0)
イギリス旅日記 (9) 湖水地方 ② High Adventure Tour

5月20日(月)


湖水地方は、その名の通り広い範囲に渡って小さな湖が点在しています。これらを効率良く回るために、ここでもマイクロバスツアーを利用しました。コッツウォルズの時よりも、一回り大きな14,5人乗りのバスで、7つのコースが用意されています。この日は、ウィンダミアから西の山岳地帯を回る "High Adventure" と題するツアーに参加しました。

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ウィンダミア→エルター・ウォーター→ブリー湖→ライノーズ峠→ハードノット峠→ブート→グリーン→ワスト湖→マンカスター城→コニストン湖→ウィンダミア

9時45分にウィンダミア駅前を出発しました。乗客は、中国から来た女の子10名ほどのグループ、中国の中年男性2名、アメリカ東部から来た私と同じくらいの歳の男性と私でした。中国の女性グループが乗り込んできたのを見て悪い予感がしたのですが、案の定、ガイドの説明などお構いなしに大声でお喋りし続けていて、大変迷惑でした。
ウィンダミアの町を抜けると、例によって牧場が続きます。湖水地方一体はカンブリア州(the county of Cumbria)で、カンブリアでは約300万匹の羊が飼育されていますが、州全体の人口が約50万人なので人の6倍の数の羊がいます。大半が湖水地方原産のハードウィック種(Herdwick sheep)で、イングランド南部で見かける羊とはだいぶ違います。
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最初に、エルターウォーター(Elterwater)という小さな村に立ち寄りました。この村の近くにエルター湖(Elter Water)があり、その湖の入口の村ということですが、湖には行きませんでした。右端に停まっているのが乗ってきたバスです。
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突然、羊の群れが全力で村を駆け抜けていきました。追いかけている人もいないので、どこかから脱走してきたのではないかと思います。
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Britannia Inn という、ちょっと洒落た感じのホテルがありました。
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この辺り一帯は、美しいラングデール渓谷(Langdale Valley)です。
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狭い道を少し登っていくと、Blea Tarn("Tarn" は、山中の小さな湖)を望む丘に着きました。
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一帯は小高い、木の生えていない山に囲まれていて、牧場になっています。
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フットパスのゲートがあったので少し中に入ってみました。フットパスを歩いている人がいました。天気も良いし、気持ちよさそうです。どこへ行くのか分かりませんが、道がずっと続いています。
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急な山道を登っていきます。遠くにBlea Turnが見えます。
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景色の良いライノーズ峠(Wrynose Pass)で休憩です。この峠は最大傾斜が25%という急坂で、次に通過するハードノット峠(最大傾斜30%)と共に、イギリスで最も急な車の通る峠だそうです。山の多い日本でも、30%などという急坂の自動車道は多分無いのではないかと思います。
乗ってきたバスです。歩いているのは、アメリカ人の男性です。一人で参加しているのは、この方と私だけなので、必然的に一緒に行動することになりました。
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川が流れています。
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ハードノット峠です。この近くにローマ時代の砦があるそうですが、この峠は通過するだけでした。ここから、この下まで続く急坂の狭い道を一気に下っていきます。
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峠の上にこの様な標識があるそうですが、気が付きませんでした。この写真は、ネットで拾ってきたものです。急坂では写真を撮っている余裕はありませんでした。
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下へ降りてくると、ブート(Boot)という小さな村に着きました。
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この村唯一のレストランで昼食を摂りました。
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水車と粉挽き小屋(Eskdale Mill)がありました。1578年からここに水車小屋があったそうで、今の建物は18世紀のものだそうです。中を見学できるのですが、時間の制約があり外を眺めるだけでした。
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この村から海に近いレイブングラス(Ravenglass)まで、レイブングラス鉄道(Ravenglass & Eskdale Steam Railway)が走っています。この鉄道は、この村近くで採れる鉄鉱石を運ぶために建設され、1875年に営業を開始し、その後、人も乗れるようになったのですが、鉄鉱石の採掘量が減少し、1913年に営業を停止したそうです。現在は、観光用に狭軌のトロッコ列車として運行されています。私達も、途中の駅までこの鉄道に乗りました。機関車は、蒸気とディーゼルがありますが、乗ったのはディーゼル機関車でした。
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機関車が前後に1台づつ付いて、ゴトゴトとゆっくり走っていきます。
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5分足らずでグリーン(Green)村に着き、ここで降りました。
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蒸気機関車に引かれた対向車両がやってきました。
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この駅前から再びバスに乗り、北にあるワスト湖(Wast Water)に向かいました。山に囲まれた、全長4.8Km、幅540mの静かな美しい湖です。氷河によって作られた湖で、水深79mでイングランドで最も深い湖です。高地のように見えますが、ここは海に近く標高は60m程です。
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次にマンカスター城(Muncaster Castle)に向かいました。この城は、1208年にローマ人によって建てられたのが始まりで、以降、この地で続くペニントン家(Pennington)が所有しています。現在は、観光地になっていて、鷹とフクロウセンター(Hawk & Owl Centre)、宿泊施設、レストラン、土産物屋などが併設されていて、城の維持費などを賄っているそうです。
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小高い丘の上にあり、見晴らしの良い所です。
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城の内部は、かなり豪華です。一族の肖像画や写真が並べられた部屋がありました。
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寝室と図書室です。
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19世紀の薬箱が展示してありました。
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庭には、世界中から集めた植物が植えられています。
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小さな教会(Muncaster Parish Church)がありました。1140年からここに教会があったという記録があるそうで、現在の建物の元は16世紀に建てられたものです。
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ここから西へ向かい、最後の訪問地、コニストン湖(Coniston Water)に着きました。8Km x 800m の細長い湖で、湖水地方で5番目の大きさです。観光船も出ていて、美しい湖です。
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岸辺には多数の水鳥が休んでいました。
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この後、ウィンダミアへ向かい、5時過ぎに駅前に着きました。湖水地方の山、と言っても数百メートルの低山ですが、と美しい湖を訪ねて回るツアーで、ガイドの説明もわかり易く、一日楽しめました。ただ、中国の女の子たちのおしゃべりには閉口しました。



旅行 | 20:40:00 | コメント(0)
イギリス旅日記 (8) 湖水地方 ① ウィンダミア

5月19日(日)


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オックスフォードから湖水地方(Lake District)の玄関口・ウィンダミア(Windermere)に向かいました。湖水地方は、イングランドの北、スコットランドに近いところにあります。直接行く列車はなく、途中2回乗り換えになります。
オックスフォード駅です。9時39分発のManchester Piccadilly行の列車に乗り、Birmingham New Street でOxenholm Lake District 行に乗り換えます。イギリスの鉄道は、1994年に民営化されてから25以上の列車運行会社が入り乱れて走っていて複雑になっていますが、切符は通して買えるので、実際には鉄道会社は気にする必要はありません。向かいのホームには、Great Western Railway の列車が停まっていました。私が乗るのは、CrossCountry の列車で、次に乗るのは、Virgin Trains、最後がNorthern とそれぞれ異なった会社の列車でした。
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Oxenholm Lake District で Windermere 行の Northern の列車に乗り換えます。この列車は2両編成で、20分程でWindermereに着きました。小さな終着駅です。オックスフォードから4時間15分かかっています。
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湖水地方は多数の湖が点在する地域で、1000m近い山々が連なり、自然の美しい所です。イギリスを代表するロマン派詩人ワーズワース(William Wordsworth)がその自然を愛し続けて生涯を過ごし、また、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター(Helen Beatrix Potter)もこの地を愛し、ナショナル・トラストに設立時から関わり、湖水地方に所有する広大な土地などを寄付しています。

まず、ホテルに荷物を置いて、非常に景色が良いという、ウィンダミアの背後にある標高239mの丘、オレスト・ヘッド(Orrest Head)に登りました。駅前の高級ホテルの横に登り口があり、フットパスが続いています。
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案内板がありました。ほぼこの地図通りに歩きました。
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GPSの軌跡です。
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道には、このような標識があり、道を外さなければ迷うようなことはありません。
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石積みの塀に囲まれた緩やかな坂を登っていきます。
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羊は見えませんが、牧場が続いていました。
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階段式のゲートがありました。フットパスの分岐ですが、地図を持っていないのでどこへ行くのか分かりません。
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急な階段が続きます。
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鉄製のキッシングゲートがありました、両脇に何か書かれていますが、半分消えかかっていて読み取れませんでした。
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登り始めてから30分程で頂上に着きました。頂上はほぼ平らになっていて、四方が見渡せる絶景ポイントです。細長く伸びるウィンダミア湖がきれいに見えました。
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反対側は、どこまでも続く丘陵地帯で、森の中に民家が点在しています。遠くに小高い山々が連なっています。山の殆ど無いイングランドでは珍しい景色です。スコットランドに行くと、もう少し高い山が連なる山岳地帯があります。
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山頂に、イギリスの著名な丘陵ウォーカーでガイドブックの著者であるA.ウィンライト(Alfred Wainwright, 1907-91)の石碑がありました。「1930年に初めてここを訪れて過ごした数時間が彼のその後の人生を大きく変えた」ということが書かれています。
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ベンチに座って、この素晴らしい景色を眺めながら様々な思いを巡らしつつ、しばらく時間を過ごしたあと、登りとは別の道を通って下山しました。紫色の花をつけた野草が一面に咲いていました。
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途中の道に、木彫りの大きなグラファロ(Gruffalo)が立っていました。グラファロは、ヨーロッパではよく知られた絵本に出てくるネズミを食べる怪物だそうです。
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出発地点に戻ったあと、今度は反対方向の湖岸に向かいました。湖岸への道沿いには、良く手入れされた美しい庭のある邸宅が並んでいました。
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湖岸までかなりの距離があり、1時間程かかりました。
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風もなく静かな湖面をしばらく眺めていてから、ホテルへと戻って行きました。




旅行 | 21:24:00 | コメント(0)
イギリス旅日記 (7) オックスフォード ② ブレナム宮殿

5月18日(土)


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朝9時過ぎのバスに乗って、オックスフォードの北、コッツウォルズの西端にあるブレナム宮殿に行ってきました。 オックスフォード駅前から約40分で着きます。2階建てバスの2階先頭の席に座って朝の静かなオックスフォードのメインストリートを眺めながら北へと向かいます。
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ブレナム宮殿は、ジョン・チャーチルがイングランド軍司令官としてスペイン継承戦争において、1704年にBlenheimの戦いでフランス軍に勝利した戦功によって、アン女王からマールバラ公爵(Duke of Marlborough)の爵位と共に与えられたもので、代々チャーチル家の居城となり、第二次大戦後の首相を努めたウィンストン・チャーチルも1873年にここで生まれています。現在は、12代マールバラ公爵(Charles James Spencer-Churchill)一家の居城として使われています。
宮殿は、池や森に包まれた広大な庭園の中にあり、1987年に世界遺産に登録されています。宮殿への入口は、下の写真の上部右端、森が途絶えたところにあり、宮殿までかなりの距離があります。
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(www.cotswolds.comの"Blenheim Palace"のページから拝借)

入口で配られる地図です。日本語版もありました。
1905-04-Blenheim-Blenheim map 日本語

ウッドストックのバス停は、宮殿のゲート前にありました。ここから、宮殿まで真っ直ぐに伸びる道をひたすら歩いていきます。途中にチケット売り場があります。
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やっと宮殿にたどり着きました。正面の金色に輝く門は一般用ではなく、入口は左端にあります。
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中に入ると建物に囲まれた広場(The Great Court)になっていました。
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正面のこの入口から中に入ります。
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入ったところの広間です。公爵家の居室を見学するツアー(有料)もあり、恐らくそれに並んでいる人達でしょう。
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この宮殿には、200以上の部屋があるそうです。最初に入った部屋には、多数の食器が飾られていました。このような棚が部屋いっぱいに並んでいます。
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公爵家代々の肖像画や写真が飾られた部屋です。
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書斎です。どの部屋も豪華なタペストリーや家具で飾られていました。
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食堂です。
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壁一面にタペストリーが飾られた大広間です。
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図書室で、壁一面が書棚になっています。
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正面に大きなパイプオルガンが据え付けてありました。
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図書室の窓からはウォーターテラスが良く見えます。
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建物の角にチャペルがあります。壁面の彫刻は、初代マールバラ公爵夫妻の墓です。
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ウォーターテラスに出ました。
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テラスの先からは、グレートレイク(Great Lake)が見えます。
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この建物の2階を左から右へと見て回りました。3階(second floor)は公爵家の居室になっています。
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庭園には、様々な彫刻が飾られていました。
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広大な庭園を周遊する道(地図の赤色の点線)があるので、池の縁を歩いて行きました。左端の建物はボート小屋です。
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オシドリがいました。
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池の奥は滝になっています。
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一面に薄紫色の花をつけた大木がありました。名前は分かりませんが、根本から何本もの幹が出ていて変わった形の木です。
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かなり大きなバラ園です。まだ殆ど咲いていません。かなり気温が低く、日本の3月くらいの気候です。
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チャーチル記念庭園があり、ちょっと不気味な胸像が立っていました。
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宮殿に戻ってきました。宮殿横の庭園です。
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横から見た宮殿です。
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ウォーターテラスです。左端にカフェがあるので、この庭園を眺めながら昼食を摂り、しばらく休憩、贅沢な時間です。
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左端の門から外へ出ました。
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出たところに少し小さな池、クイーン・プールがあります。
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この後は、来た時と同じ道をゲートに向かって歩いて行き、バスでオックスフォードに戻りました。
チケットを買った時に配られたパンフレットには、宮殿や庭園の維持・管理に年間400万ポンド(約5億6千万円)必要で、入場料や寄付で賄われていると書いてあり、寄付を募っていました。これだけの宮殿と庭園を個人で維持していくのは大変だろうと思います。



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イギリス旅日記 (6) オックスフォード ① 市内散策

5月17日(金)


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朝、Moreton-in-Marsh から列車でオックスフォードへ向かい、30分足らずで着きました。まず、住宅街にある小さなホテルに荷物を預けて、市内の散策に出かけました。ホテル近くの住宅街です。
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最初に、オックスフォード大学の博物館である、アシュモーリアン美術及び考古学博物館(Ashmolean Musium of Art and Archaeology)に行きました。この博物館は、1683年に設立され、大学の博物館としては世界最大の収蔵数を誇る大きな博物館です。大英博物館と同様、入場無料ですが、入口に「寄付金5ポンド」と書いた紙と寄付金を入れる透明な箱が置いてあり、その横に担当者が座って見ているので、何も入れずに通り過ぎるのは度胸が要ります。寄付金を入れた人には、館内の案内パンフレットを渡してくれます。
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古代ギリシャ、ローマ、エジプト、中国などの発掘品が充実しています。
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日本のコーナーでは、江戸時代の根付や浮世絵などが展示してありました。
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楽器の展示も充実していて、バイオリンは17世紀のStainer(左)とStradivari(右)が並べてありました。
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美しい装飾の施されたギターもありました。
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博物館のレストランで昼食を済ませて、興味のある部屋だけ見て回りましたが、1日や2日ではとても全部を見ることは出来ません。その近くに科学史博物館があります。これも大学の博物館です。
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人通りの多い賑やかなShip Streetです。この通りに面して大学の博物館や幾つものカレッジがあります。
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この通りにあるインフォメーションセンターで、歩いて町を案内してくれる、様々なウォーキングツアーの受付をしていたので、「大学と街」のツアーに参加しました。料金はシニアで15(一般は17)ポンド、約2時間のツアーです。真ん中のびげのおじさんがガイドです。
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石造りの建物に混じって、古い木造の建物がありました。
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オックスフォード大学は、11世紀末にその礎が築かれた、英語圏では最古の大学で、学生は数多くあるカレッジのいずれかに所属しています。内部を見学(建物内には入れません)できるカレッジもあり、その幾つかを見て回りました。1610年に設立されたWaddham College です。ここには、200名の大学院生と450人の学部生が在籍しています。
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カレッジ内の教会です。
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このカレッジは公開されていませんでした。
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大学のボドリアン図書館 (Bodleian Library) です。イギリスでは、大英図書館に次ぐ規模の図書館です。中を有料で見学できるのですが、ツアーでは外観を見ただけでした。
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図書館の閲覧室として使われているラドクリフ・カメラ (Radcliffe Camera) です。"camera"は、ラテン語で丸天井の部屋を指す言葉で、写真を撮るカメラも同じ語源です。
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大学の聖マリア教会 (University Church of St Mary the Virgin) です。
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名前の分からないカレッジです。
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ツアーの後、繁華街を歩いていて見つけたカレッジで、公開していたので入ってみました。
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外に出ると賑やかな人通りです。
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大きなショッピングセンター (Westgate Shopping Centre) があったので、中に入ってみました。ユニクロやラーメンの店などもありました。
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屋上からは街並が一望できます。
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ホテルへと向かう道の広場で、日本と同じような、がらくた市が開かれていました。
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街の中心街を一日歩き回ってみたのですが、多くのカレッジや大学の施設などが繁華街に点在していて、一風変わった街でした。元々カレッジなどが集まる大学街に人が集まり、色々な店ができて繁華街になったのでしょう。何しろ、古いカレッジは16,7世紀からあったのですから。



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イギリス旅日記 (5) コッツウォルズ ④ バイブリー

5月16日(木)


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コッツウォルズの南部に位置するバイブリー (Bibury) へはバスツアーでは行かなかったので、バスで行くことにしました。Morton-in-Marsh からは、1日に2往復しかバスの便がないので、時間が限られます。9時20分発のチェルトナム (Cheltenham) 行のバスに乗って、ボートン・オン・ザ・ウォーターで乗り換え、1時間15分でバイブリーに着きました。バイブリーは、8世紀には存在していた古い歴史のある村で、ウィリアム・モリスが「イングランドで最も美しい村」と評したことで有名な小さな村です。
バスは、村で唯一のホテル、スワンホテルのすぐ前に着きました。美しい高級ホテルです。
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ホテルの前をコーン川 (River Coln) が流れています。川にかかる石橋は17世紀に作られたものです。
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ホテルの前の川の中と対岸に美しい庭園があります。ホテルの庭のようです。"Hotel guests only" と書いた看板がありました。庭には入れないので、道路から写真を撮っています。1905-03-Bibury-P1000611.jpg1905-04-Bibury-P1000616.jpg1905-05-Bibury-P1000617.jpg

見慣れない花が満開でした。
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庭園の隣は、マスの養殖場 (Bibury Trout Farm) です。1902年の設立で、イングランドで最も古いマスの養殖場の一つです。週末には、一部か開放されてマス釣りが出来るようです。この日は、閉まっていて中には入れませんでした。
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村の中へ入っていくと、まず目に着くのが大きな建物の Arlington Mill です。17世紀に建てられたもので、Arlington Row で作られた毛織物などの脱脂をしたりしていたそうですが、その後、博物館としても使用されたりして、最近までは、食事を提供しない宿泊施設になっていましたが、今は休業中でした。
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道路沿いに、石造りの家が並んでいます。
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14世紀に建築された、Arlington Row です。元は羊毛貯蔵庫として建てられたもので、17世紀初めに、毛織物の職工たちの住居兼仕事場として、現在の姿に改築されました。この家には、現在も人が暮らしています。現在は、ナショナル・トラストの所有になっています。コッツウォルズで最もよく写真に撮られる建物で、イギリスのパスポートカバーにその写真が描かれているそうです。
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この家の住人の方でしょうか、十人ほどの人達が前を流れる川の清掃をしておられました。
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少し行くと、他の村々へ続く幹線道路に出ます。丁度そこに案内地図があり、"You are here" と書かれている辺りから撮った Arlington Row です。こちらから見る方が、美しい景色のように思います。
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幹線道路沿いにも、ライムストーンの美しい家々が並んでいます。
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村の集会場でしょうか、Village Hall と書いてあります。
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ライムストーンの民家です。
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村の教会 (St Mary's Church) です。この教会の歴史は古いようで、1086年の文献に記載されているそうです。
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入口前の墓地です。墓石はだいぶ古いようです。
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気持ちの良さそうな小川沿いのフットパスを通って戻っていきました。
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鱒養殖場に戻ってきました。
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養殖場の入口に "Cabin Cafe" があり、マス料理があるので、ここで昼食にしました。マスの燻製です。美味しかったです。1905-27a-Bibury-P1000606.jpg1905-27b-Bibury-DSC_0008.jpg


コーン川にかかる木製の橋です。ベンチに座っている女性は、オランダから来た方で、村内をあちこち歩き回っていたら、何度も顔を合わせて、最後はここでバスを待ちながらしばらく話をしていました。
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バスは13時17分発で、その次は何時間もあとになるので乗り遅れると困ります。ただ、ここには、バス停らしきものが全く無く、マス養殖場で聞くと、そことホテルとの間辺りに止まるとのことでした。Moreton-in-Marsh の駅前にも、バス停の標識がなく、屋根のある小さな小屋のようなものがあるだけで、何も書いて無く、時刻表もないので、人に聞かないとどこがバス停なのか分かりません。でも、途中の村にはバス停の標識がありました。バスはほぼ定刻通りにやってきました。
帰りのバスは、ノースリーチ (Northleach) で乗り換えになります。Northleach は、羊毛の取引で栄えた村で、バスの停まるマーケット広場には羊毛商人たちの建てた大きな家が立ち並んでいました。バスの待ち時間が15分しかないので、広場を見て回っただけですが、なかなか魅力的な村でした。
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待ち時間を入れて1時間20分でMoreton-in-Marshに着きました。それほど遠いところではないのですが、バスの便が悪く、バイブリーまで1日がかりの旅になりました。
コッツウォルズでは、ライムストーンの古い家並みが、人々がそこで暮らしながら保存されていて、時が止まったような感じの村がいくつもありました。バスを上手く利用すれば、フットパスが整備されているので、かなりのところを歩いて回れそうです。またいつか、静かな村々をゆっくり時間をかけて、訪ねてみたいものです。



旅行 | 20:50:00 | コメント(0)
イギリス旅日記 (4) コッツウォルズ ③ Famous Cotswold Tour

5月15日(水)


モートン・イン・マーシュ→ロウワー・スローター→ボートン・オン・ザ・ウォーター→アッパー・スローター→ストウ・オン・ザ・ウォルド→グレート・テュー→エードルストロップ→モートン・イン・マーシュ

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この日も、前日と同じマイクロバスツアーでコッツウォルズ北部の東の村々を巡りました。ガイドは前日と同じリチャードさんで、乗客は7人で満席でした。 10時に駅前を出発して南へ向かい、まず、ロウワー・スローター(Lower Slaughter)へ行きました。
この村は、すぐ隣のアッパー・スローターとアイ川 (River Eye) でつながっていて、川沿いに石造りの民家が並んでいる静かな村で、アッパー・スローターと共にコッツウォルズで最も美しい村の一つに挙げられていまず。 "slaughter" は、この村には似合わない「屠殺」を意味する言葉ですが、沼地を意味する古い英語が語源と言われています。
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村外れに "Old Mill" という水車のある製粉所があります。1086年に、この場所に製粉所があったという記録があるそうです。現在の建物は、19世紀に建てられたものです。
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聖マリア教会です。
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その隣に17世紀に建てられたマナーハウスがあります。今は、ホテルになっていて、その庭から教会が見えます。
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私達の乗っているツアーバスです。
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川沿いに遊歩道があり、フットパスにつながっています。コッツウォルズ一帯には、フットパスが張り巡らされていて、時間があれば歩いて回るのが一番良いようです。
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そこから10分程でボートン・オン・ザ・ウォーター (Bourton on the Water) に着きました。High Street に続く裏道です。
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村の中心をウインドラッシュ川 (River Windrush) が流れていて、川に沿って芝生が広がり、小さな石橋がいくつも架かっています。コッツウォルズのベニスともいわれ、観光客に人気の村です。川沿いに並んでいる石造りの建物の多くは17,8世紀に建てられたものです。
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村の大通り(High Street) です。
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村の教会 (Church of St Lawrence) です。この建物は、18世紀末に建て直されたものです。
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教会の内部です。天井が美しく飾られています。
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川沿いに慰霊塔が建っていました。
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石造りの民家も美しく飾られています。
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そこから10分程北へ向かうとアッパー・スローター (Upper Slaughter) です。緑に包まれたアイ川の周辺に民家が並び、商店もパブもない静かで美しい村です。Lower Slauter や Bourton on the Water から歩いて容易に来られる距離で、それなりに観光客もあるようです。
村の教会 (Church of St Peter) は、12世紀に建てられたそうですが、建物はもう少し新しいようです。
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緑に包まれた美しい民家が並んでいます。
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次に訪れたのは、ストウ・オン・ザ・ウォルド (Stow on the Wold) です。この村は、12世紀からマーケットタウンとして栄え、羊毛や羊、牛などの取引が行われていたそうです。ここで1時間あまりの自由時間があり、マーケット広場で昼食を摂りました。広場は、17,8世紀に建てられた石造りの建物に取り囲まれていて、駅馬車が停車した宿屋 (Posting-House)も残っていました。
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広場からは、数本の細い道が伸びています。
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広場には、イングランドで一番古い宿屋という Porch House があります。表の看板には、"947AD" とあるので、千年以上この場所で営業していたことになります。
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広場から伸びる街路の風景です。
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次に東に向かい、30分近く走ってグレート・テュー (Great Tew) という小さな村に着きました。そこには、様々な形をした藁葺き屋根の家が並んでいて、素晴らしい眺めでした。
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だいぶ傷んでいる屋根もありました。この屋根を葺き替えるのは大変なようです。
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村の小学校です。10数人の子供たちが並んで外から帰って来る所に出会いました。子供たちも結構住んでいるようです。
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コッツウォルズのガイドブックにも載っていない村で、観光客もあまりなさそうですが、藁葺き屋根の家がよく保存されていて、今まで見た村の中で一番良かったです。村を出て、牧場の間を通る狭い道を西へ戻っていきます。
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最後に訪れたのは、このツアーでは「秘密の村」と紹介されている、エードルストロップ (Adlestrop) という、あまり観光客の行かない人口100人ほどの小さな村です。
村の小さな教会です。ステンドグラスがきれいです。
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この教会の庭から、元は司祭館で今は民家になっている美しい家が見えます。庭はコッツウォルズ・ストーンという石版を並べた、コッツウォルズ特有の塀で囲われています。
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緑の多い村の通りです。
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高台から村が一望できました。
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庭先に面白い形のトピアリーが造られていました。
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藁葺き屋根の建物の左端は郵便局です。
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"Old Post Office" というB&Bです。
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バスが通っているようで、村外れにバスの待合所がありました。ここは、1960年頃までは鉄道の駅だったところだそうです。20世紀前半には、羊毛や羊を運ぶために、コッツウォルズには鉄道が何本も通っていたのですが、徐々に廃止されて今は鉄道の駅は少ししかありません。ネットを探していて、100年前の Adlestrop 駅の写真を見つけました。
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この村は、20世紀初頭に、詩人 Edward Thomas が鉄道でこの村を通った時に作った詩 "Adelstrop" によって、知られるようになったとのことです。
バス停前の道です。この道を通って帰路につきました。村を出ると牛が草を食んでいました。
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この2日間で、コッツウォルズ北部の村々を数多く見て回ることが出来ました。観光客の多い人気の村もありますが、特に、交通の便の悪い余り人の行かない静かな美しい村を訪れることが出来て良かったです。この会社のツアーは、個人経営だけあって、ガイドの方も親切で、訪れた村の地図と簡単な案内を配ってくれて(あとで回収)、それを見ながら効率よく村々を見て回ることが出来ました。料金も6時間のツアーで45ポンド(2日間予約すると40ポンドに割引)と手頃で、人気のようで早くから予約で一杯になっています。唯一の難点は、ガイドの方がロンドン育ちで、コッツウォルズが気に入って移り住んでガイド業を始めたそうで、ロンドン訛りの強い英語を早口で喋るので、非常に聞き取りにくい点でした。




旅行 | 12:37:00 | コメント(0)
イギリス旅日記 (3) コッツウォルズ ② コッツウォルド ハイライトツアー

5月14日(火)


モートン・イン・マーシュ→ブロードウェイタワー→スノーズヒル→スタンウェイ→スタントン→ブロードウェイ→チッピングカムデン→モートン・イン・マーシュ

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コッツウォルズの村々を効率良く回るために、マイクロバスによるツアーを利用することにしました。乗客7人乗りの、日本のジャンボタクシーのようなもので、夫婦二人で運営している会社で、コースは2種類で一日置きに交互に運行しています。14,15の2日間このツアーを利用しました。マイクロバスは、狭い道でも通れるので、大型バスでは行けない隠れた小さな村などにも連れて行ってくれて、大変良かったです。
鉄道の駅に10時に集合です。マイクロバスと乗客です。左から二人目のブルーのシャツを着た人が、オーナー兼運転手兼ガイドのリチャードさんで、乗客はこの5人と私の6人でした。
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町を出ると羊牧場が広がっています。コッツウォルズに限らず、イギリス中どこに行っても羊が沢山飼育されています。
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20分ほど走ると、ブロードウェイタワーに着きました。この塔は、小高い丘の上に1798年に建てられたもので、塔の上からは周りを全て見渡すことが出来ます。
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塔の上からの景色です。
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一帯は公園になっていて、カフェ兼売店もありました。
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案内板です。フットパスもあり、時間があればあたりを歩いてみたいところです。
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そこから20分程走ると、スノーズヒル(Snowshill)に着きました。ここで20分程自由時間です。小さくて静かな村で、観光客は他には見当たりませんでした。村の古そうな教会です。
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藤の花が満開でした。
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村のメインストリートですが、我々以外にはほとんど人に会いませんでした。コッツウォルズ特有のはちみつ色の石造りの家が並んでいます。
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住宅街の外れまで行くと、牧場が広がっていました。
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ナショナル・トラストが管理するマナーハウス(領主の館)です。公開されていないので中は見られませんでした。
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更に15分程で隣村のスタンウェイ(Stanway)にある、16世紀に建てられたマナーハウス(Stanway House)に着きました。内部は非公開なので、外からしか見られません。
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隣接する教会です。この教会の裏庭からマナーハウスを見ることが出来ました。
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そこから20分余走って、スタントン(Stanton)に着きました。建物などが、コッツウォルズで最も良く保存されている村と言われていて、映画の撮影などによく使われているそうです。美しい藁葺き屋根の家です。
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村のメインストリートです。
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村の裏の丘に登ると村が一望できました。
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メインストリートを馬に乗った人達がやってきました。
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昔の電話ボックスです。今は案内図などが置かれています。
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コッツウォルズ特有の石積みの家が並んでいます。
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村の教会です。どこの教会にも、入口の前に墓地がありました。
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さらに20分程走って、マーケットタウンとして栄えたブロードウェイ(Broadway)に13時過ぎに着きました。ここで1時間の自由時間がありました。メインストリート(High Street)には、様々な店が並んでいて、ここで軽い昼食を摂りました。今までの小さな村とは違って、観光客で賑わっている美しい町です。花に飾られた塔は、戦没者慰霊塔でコッツウォルズのどの町にもありました。
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町を出ると菜の花畑が続いていました。
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そこから30分近く走って、チッピングカムデン(Chipping Campden)に着きました。ここは、中世に毛織物の町として栄え、裕福な商人たちが14~17世紀に立てた石造りの建物がメインストリート(High Street)に並んでいます。町の北端にある聖ジェームズ教会(St James Church)です。15世紀に建てられたものです。
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High Street です。
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街の中心、High Street の真ん中に、1627年に建てられたマーケットホールがあります。現在は、ナショナル・トラストが管理しています。
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High Street の景観です。
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3時半に街を出て帰路につきました。途中の村にあった藁葺きの美しい家です。
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畑の中の道を40分程走って、16時過ぎにモートン・イン・マーシュに戻りました。
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この日は一日中快晴で、典型的なコッツウォルズの小さな村々を訪ねて廻り、それぞれの村で適当な自由時間があり、色々見て廻れて大変良かったです。ヨーロッパでは、今までもこのようなマイクロバスのツアーを良く利用していましたが、いずれも良かったという印象です。





旅行 | 20:29:00 | コメント(2)
イギリス旅日記 (2) コッツウォルズ ① モートン・イン・マーシュ
5月10日から12日まで、Wellingborough で開催された国際ワンデルウォークに参加した後、13日にコッツウォルズ探索の拠点としての町、モートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)に向かい、16日まで滞在して、コッツウォルズの美しい村々を訪ねて回りました。
コッツウォルズは、ウェリングボローの南西で距離的には近いのですが、直接行く鉄道がなく、ロンドン経由で行くか、北へ向かいバーミンガム経由のいずれかになります。今回は、ロンドンセントパンクラス駅から地下鉄でパディントン駅へ行き、北へ向かう列車でMoreton-in-Marsh に向かい、13時に着きました。
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駅と駅前の通りです。コッツウォルズ内には鉄道の駅が少なく、また、バスの便も良くないので、多くの人は車で廻るようです。
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この町は、13世紀頃からマーケットタウンとして栄え、今でも毎週火曜日に盛大な市が立ち、様々な店が並びます。町の中心を通る High Street 沿いには18世紀の建物が並び、パブやレストランなど様々な店に使われています。
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広い通りの真ん中に、18世紀に建てられたマーケットホールがあります。
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High Street に面したこの18世紀の建物は、私の泊まったホテルで、1階はレストランで2階以上がホテルになっています。この日は、町の中心部を隅々まで歩き回って古い町並みを楽しみました。
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小さな町なので、少し歩くと街の外に出ます。住宅地のすぐ近くに羊の牧場が広がっていました。
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翌14日は、丁度火曜日マーケットの日で、200軒ほどの様々な店が、朝早くから立ち並び多くの買い物客で賑わっていました。
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コッツウォルズの村々をバスで廻るのは、便数が少ないので簡単ではありません。そこで、7人乗りのマイクロバスのツアーを利用することにして、14日と15日はこのミニバスツアーに出掛けました。それについては、次回に書きます。



旅行 | 18:13:00 | コメント(0)
イギリス旅日記(1)カンタベリーとライ
国際ワンデルウォークの前後(主に後)に、イギリス各地を旅して廻りました。その旅の記録を「旅日記」としてこのブログに順次書いていこうと思います。ただ、ウォーキングの合間にボチボチ書いていくので、完結はだいぶ先になるかもしれません。

5月9日(木)


ロンドンに着いて2日目に、ロンドンの南東約100キロ、ドーバー海峡に近いカンタベリーと中世の町並みが残る町、ライ(Rye)に行ってきました。
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列車は、セント・パンクラス(St Pancras International)駅から、1時間に1本出ています。この駅は、ユーロスターの発着駅でもあります。1868年に開業したこの駅は、ネオゴシック様式の立派な建物ですが、ユーロスターや多くの他の列車はこの奥に新設された駅舎から発着しています。
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ホームに、サウスイースタン鉄道の日立製作所製造の高速列車395型が2編成停まっていました。カンタベリーへ向かうのは、これと同型の列車で、最高時速200Km/hで各駅に停まりながら約1時間で到着しました。大変静かで乗り心地の良い列車です。
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カンタベリー西駅です。西駅と東駅があります。
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西駅から南東方向へ、まずはカンタベリー大聖堂に向かいます。静かな佇まいを見せる住宅街を歩いて行きます。Google map です。訪れたところを赤線で囲っています。
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街の中を流れる川を渡っていきます。
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大聖堂の門前街です。
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1400年の歴史を誇る世界遺産の大聖堂は、イギリス国教会の総本山で、現在の建物の元は1070年~89年の間に建てられたもので、その後何度か修復・増築されたイギリス初のゴシック様式建築で二重内陣式大聖堂です(世界遺産オンラインによる)。
16世紀に造られたクライストチャーチ門です。門の上部には様々な彫刻が施されています。ここで拝観料を払い中に入ります。
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大聖堂の外壁は修復工事中で足場が組まれていて、ちょっと残念です。
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工事前の姿です(ウィキペディアから拝借)。
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中に入ると、天井の高さと奥行きの深さに圧倒されます。
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通廊に沿って多くの墓があり、聖職者や王族が埋葬されています。ヘンリー四世と王妃の墓もあります。
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ステンドグラスが大変美しいです。
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中庭です。古い建物の残骸が残されています。
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外に出ると小雨が降っていました。古い建物の並ぶ大聖堂前の道を駅の方へと歩いていきます。
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タトゥーの店もありました。
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川の流れる美しい公園です。
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公園の先に、ウエストゲートタワーがあります。街をめぐる城壁の門で、今はこの門だけが残っています。中は小さな博物館になっています。
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上に登ってみると、町を一望できます。
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一部は牢獄として使われていたそうで、それを再現した部屋もありました。
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駅に戻り、列車でライ(Rye)へ向かいました。ライは、中世の街並が残り、イギリスで最も美しい町の一つに挙げられているそうです。ライ駅と、駅から見た街並です。駅前のトイレも街並にマッチするよう苔むした屋根で覆われていました。
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駅前の案内板と、Google map です。
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駅から続く石畳の道を南へ歩いていくと、聖メアリー教会(St Mary's Church)に着きました。Google map では「監督教会」となっていますが、これは特定の教会を指す言葉ではありません。街の中心にあるこの教会の最も古い部分は、1150年頃のもので、ステンドグラスも見事です。
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外へ出ると中世の家並みが続いています。
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協会のすぐ西に、1250年頃にフランスの侵略に備えて建設された城塞の一部がイプラタワー(Ypres Tower)として残されています。
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その裏庭には、大砲と砲弾が展示してありました。
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そのすぐ近くには、ロザー川が流れていて、ヨットや釣り船が多数係留されていました。
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古い美しい町並みが続いています。
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町の外は広大な羊牧場で、無数の羊が草を食んでいました(白い点々は全て羊です)。この先、イギリスを旅するとしょっちゅう目にする光景です。
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駅に向かって北へ歩いていくと、ランドゲート(Landgate)があります。このゲートは、1329年に建造されたもので、4つあった内、これだけが現存するものです。ゲートの両側から写真を撮っています。
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駅に戻って列車に乗り、途中乗り換えて約1時間でロンドンに戻りました。ライは、観光客も少なく、静かで美しい町でした。古い町並みや、教会、要塞などなかなか見ごたえがあり、行ってみて良かったです。




旅行 | 20:31:00 | コメント(0)
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