2022-10-12 Wed
10月9日(日)曇のち雨
桜井駅→桜井中央児童公園(受付)→大神神社→狭井神社→檜原神社→景行天皇陵→崇神天皇陵→天理市トレイルセンター→夜都伎神社→なら歴史芸術文化村→石上神宮→天理駅(16Km)
3年ぶりに開催される五私鉄リレーウォークの1回目、近鉄編です。朝から曇り空で予報では昼頃から小雨でしたが、その通りになりました。
9時過ぎに桜井駅に着き、受付会場になっている中央児童公園に向かいました。駅前のモニュメントです。
市役所前の会場に着くと既に長い列が出来ていて、9時30分の受付時間より大分早くから受け付けてスタートしていました。市役所前の通りを北へ、大神神社に向かって歩いて行きます。
大神神社の大鳥居を通って表参道から神社に向かいます。
鳥居と国の重要文化財の拝殿です。
狭井神社に向かう道は「くすり道」で、道の両側に薬草、薬木が植えられていて、それぞれに説明が付けられています。
大神神社の摂社である狭井神社です。
境内に入ってすぐのところに鎮女池があり、その畔に水の守護神である市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る市杵嶋姫神社があります。
その横に、三島由紀夫の清明記念碑がありました。
独特の鳥居と拝殿です。
拝殿横に、大神神社の御神体である三輪山への登拝口がありますが、平成元年1月からコロナの為閉鎖されていて、現在も登拝できません。
山の辺の道の所々にこの様な道標が建てられています。
道沿いに三輪山奥之院玄賓庵があります。元々、三輪山の檜原谷にあったものを明治初年の廃仏毀釈で現在の地に遷されました。
庭園です。
大神神社の摂社・元伊勢として知られる檜原神社です。大神神社と同じ三ツ鳥居があります。
鳥居の向こうに霞んでいますが二上山が見えます。
しばらく歩いて行くと、道沿いに綿畑がありました。大和国では、安土桃山時代から木綿栽培が盛んに行われていたそうで、今も所々で綿畑を見かけます。
景行天皇陵、崇神天皇陵を左手に見ながら小雨の中を歩いて行き、天理市トレイルセンターに着いてしばらく休憩しました。
さらに小雨の中を歩いていきます。この辺りは、柿や柑橘類の栽培が盛んなところです。奈良では9月から出回る刀根早生の栽培が盛んです。
道沿いに、柿本人麻呂の歌碑が立てられています。
念仏寺です。本堂に「お寺ヨガ」という看板が立てかけてありました。どんなヨガなのでしょう?
夜都伎神社です。いつもは、この神社の前を素通りしていましたが、今日は初めて階段を登って参拝してきました。
珍しい茅葺の拝殿と本殿です。
この後、今日のコースでは山の辺の道から外れて、最近出来た道の駅「なら歴史芸術文化村」に寄ることになっています。かなり大きな建物がいくつか並んでいますが、立ち寄ったのは土地の品々を売っているところで、色々見て回っていくつか買い物をして、休憩していました。
石上神宮はそのすぐ近くです。重文の楼門と国宝の拝殿です。
小雨がずっと降り続いている中、天理市内を西へ、天理教本部前を通って駅へと向かいました。
山の辺の道は、今まで何度も歩いていますが、歩く度にコンクリートで固めた石畳の道が増えてきています。確かに、歩きやすいのですが、山の辺の道には以前のような地道が相応しく、コンクリートの道ではせっかくの風情が損なわれるのではないでしょうか。
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2022-09-27 Tue
9月25日(日)晴
近江今津駅→今津港→石田川→今津浜→桂浜園地→知内浜オートキャンプ場→湖のテラス→マキノ町海津→海津大崎→大崎寺→二本松キャンプ場→大浦川→永原駅(20Km)
ビワイチの7回目、奥琵琶湖を今津から永原まで歩きます。6回目は都合がつかず参加していません。今日は、天気も良く風があり歩きやすそうな日です。A、Bの2班に分かれて団体歩行で歩きます。私は、A班の最後の方に付いて10時15分にスタートしました。駅前に、琵琶湖就航歌の第6番の歌碑が立っていました。
駅から真っ直ぐ東へ向かうと、今津港に出ます。
しばらく今津の市街地を北へと歩いていきます。
道沿いに住吉神社がありました。
琵琶湖へと注ぐ石田川には、白鷺の群れが羽を休めていました。上流側は、何故か鷺が川岸に並んでいました。
この先は、今津浜から湖岸沿いに琵琶湖を眺めながら歩いていきます。
桂浜園地には、彼岸花が群生していてちょうど満開でした。
対岸に海津大崎が見えてきました。
知内浜にはオートキャンプ場が出来ていて、賑わっていました。知内から西浜、海津浜までの水辺景観が「重要文化的景観」として日本遺産に指定されているそうで、美しい景観です。
その先の湖のテラスで昼食休憩です。ここで、先を歩いていた友人2人と出会いました。私は、ゆっくり休憩して、あとからやってきたB班に合流して12時50分に再スタートしました。
スタートして間もなくのところにある、佃煮屋で買い物のために立ち止まって、最後の一人が買い終わるまで、15分以上道路上で待たされました。全員が待つ必要はないし、多くの人が不満を言っていました。西浜、海津浜を通って海津大崎の入り口に着きました。
桜の名所として知られる桜並木の下を歩いていきます。
半島の先端近くに大崎寺と大崎観音があります。ここで休憩です。
5つ続くトンネルに入ります。
観光船の泊まる海津大崎港です。桜の時期には大変賑わいます。
竹生島がすぐ近くに見えます。
少し行くと長浜市に入ります。町村合併で市が大変大きくなり、長浜市がここまで伸びてきているのには驚きました。
この道は何度も歩いていて、最後に歩いたのは5年前ですが、以前はバブル時代に建てられたホテルや別荘が放置されて荒れ放題であったのが、すっかり様変わりで、大きなオートキャンプ場などが出来ていて賑わっていました。一本松キャンブ場を通過していきます。
西浅井町は、「丸子船の郷」として売り出しているようです。この石灯籠も最近立てられたもののようです。
入江の最奥部で、大浦園地が見えます。
ここに注ぐ大浦川に沿って北へ行くと間もなく永原駅です。
永原駅に着きました。1時間に1本の電車を待ちます。
天気も良く、さほど暑くもなく奥琵琶湖の美しい景観を眺めながら気持ちよく歩けました。でも、今回はガチガチの団体歩行で全く融通がきかず、ゆっくり写真も撮っていられませんでした。最初の数回は自由歩行で良かったのですが......
2022-07-30 Sat
7月26日(火)晴
見晴→(尾瀬ヶ原)→竜宮→牛首分岐→山ノ鼻→鳩待峠(10Km)
GPSの軌跡と高度です。
4時半に起きて朝食などを済ませ、5時30分に朝靄に包まれた山小屋を出発しました。
日の出前の尾瀬ヶ原は朝靄に包まれて、幻想的で美しい風景です。草原の中の木道を西へと歩いていきます。
5時47分、燧ヶ岳から朝日が顔を出すご来光です。
朝もやに霞む白樺林です。
木道横にコバギボウシが咲いていました。
キンコウカの群生もあります。
尾瀬ヶ原には多数の川が流れています。木造の橋を渡って行きます。
日が昇ってきてだいぶ靄が晴れてきました。
小川の水が吸い込まれて。少し先で湧き出しているところがあります。「竜宮現象」と名づけられています。
竜宮から湧き出しているところです。小川となって草原を流れて行きます。
所々に小さな池があります。浮島もありました。
少し大きな川も流れています。
草原の木道を更に歩いていきます。先頭を行くのはガイドさんです。
牛首分岐です。
振り向くと燧ヶ岳が霞んで見えます。
正面には至仏山が近くに見えてきました。
すっかり靄も晴れて青空が池に写って綺麗です。
至仏山の登山道との分岐点の山ノ鼻に着きました。ビジターセンターで少し休憩です。
ここから鳩待峠に向かって登りになります。大半が木道と階段で比較的楽に登れました。反対から来た人がこの先で数頭の子熊を見たといっておられました。ガイドさんは、熊よけの笛を吹きながら歩いていきました。笛の方がよく通るし、耳障りでないので良さそうです。熊はよく出るらしく、ところどころに熊よけの鐘が吊るしてあり、それを鳴らして通っていきます。
100キロの荷を背負ったボッカの方とすれ違いました。大きなものはヘリコプターで運んでいますが、生鮮食料品などはボッカが運んでいるそうです。途中、3人のボッカと出会いました。
鳩待峠に到着です。ここは標高1591mで、尾瀬ヶ原が1400mなので200mほど登っています。ヘリの荷降ろしと積み荷の場所もここにあります。ヘリが何度も往復していました。ここからはバスで帰途に付きました。
途中、沼田の温泉で昼食を摂り、ゆっくり温泉に浸かってから、バスで金沢までひた走りで、金沢からサンダーバードでで京都には10時過ぎに着きました。
当初は2日間とも一時雨の予報だったのですが、幸いにも全く降られずに、美しい景色を満喫することが出来ました。総勢15名のツアーで、2組に分かれてそれぞれにガイドが付いて、色々説明をして下さり、大変楽しく良いツアーでした。